今回は、+DESIGNING Vol.42に掲載した広告の制作物を紹介します。
作例自体は6つ作成しているので、今回は3つ分(JTC江戸文字「風雲」、JTCウインZ10、新井行明M)の作例について紹介します。
【JTC江戸文字「風雲」】
葛飾北斎展(嘘の)の案内広告やチラシ(の一部トリミング)をイメージして制作しました。
江戸文字の雰囲気と葛飾北斎の浮世絵の雰囲気が、大変マッチしますね!
アルファベット部分にもJTC江戸文字「風雲」を使用しています。
このフォントは、アルファベットも平筆で書いたような風合いがあるので、「英文でありながら和風の雰囲気を出したい」というような場合にも非常にオススメです。
「外国人が作る日本のTV番組」みたいなものに、是非。
【JTCウインZ10】
アメコミ風の雰囲気をイメージして作例を作りました。
立体の効果は Adobe Illustrator の3D効果と自由変形ツールを使用し、立体感と遠近感を出しています。
※3D効果と自由変形ツールでの変形をするには、フォントをアウトライン化してからでないと出来ないため、注意が必要です。
アメコミ風のキャラクター素材があまり無かったので、オリジナルでキャラクターを作成しましたが、割と変てこなキャラクターが出来たので大変満足です。
右側の緑色のやつは、家畜の血を吸うUMA(未確認動物)、チュパカブラです。
いや、イラストの話はどうでもいいんですが、JTCウインZ10のカクカクとした、シャープで力強い雰囲気は、コミック系の媒体・素材にも非常にマッチします。
【新井行明M】
日本国内の旅行、観光地案内のようなイメージで作成しました。
コンセプト的に「そうだ○○行こう」のパクリですが、和の風景に、これまた和の雰囲気が濃く、情緒のある行書体を合わせた形です。
ちなみに、新井行明Mはハネる向きが下方向になっています。
※この作例では「く」のハネ部分を見ていただくと分かると思います。
これは縦書きで使用した時に、ハネの方向が次の文字の方向になるようにしています。
そのため、縦方向の文字組で映えるフォントになっています。
筆の運びも、うねりがあり力強く、素材に負けない存在感があります。
次回の更新は残りの3つ(S明朝ソフトW7、ウインクスL7+JTCウインS7、JTCウインR10)の作例についてご紹介します!
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