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日本のフォントメーカー、NIS Fontの公式ブログです。 NIS Fontは、DTP用フォントや高品位フォントを開発し、Windows、Macintosh向けの書体販売やメーカーへのOEM提供など、幅広い業態で使用されています。

【フォント活用術】雑誌広告例

今年9月29日に発売された+DESIGNINGにNISFontの広告が載っていますが、今回のブログでは広告に掲載できなかった別案をご紹介します。

【広告例(A4変形)】

これは極力情報を排したイメージ広告がコンセプト。

『生まれ変わる』をテーマに、全体的なイメージをフォントベンダーっぽくない感じにすることで「変わった感」を出しています。

NISFontのブランドを印象付けるために、広告中央には「NIS」と大きく表示しています。
この部分の使用フォントは「N」がJTCウインS10W、「I、S」がJTCウインZ10です。

JTCウインZ10の「N」は角が結構な鋭角になってしまうので、JTCウインS10Wと組み合わせる事でマイルドさを出しています。

キャッチコピーは「BE BORN AGAIN」で、全部大文字なのは単に見栄えです。
使用フォントはシンプルにJTCウインS1。

サブキャッチは上部黒帯の「You can’t inspire people if you are going to be uninspiring.」。
意味は「自分が感動せずして、人を感動させることは出来ない。」で、アメリカの経済学者ロバート・B・ライシュ氏の言葉です。※言葉のチョイスは完全に雰囲気です。

使用フォントはJTCウインM3。
英文ならセリフ(装飾)付きのフォントがカッコいいかなと思って明朝体を選んでます。

他、下の帯中の文章は、JTCウインS6とS4。
シンプルに読んでいただければ良い部分なので、読みやすい、クセの無い書体を選んでいます。

このような写真を主体にした広告では、フォントはキービジュアルを引き立てるようイメージに合ったものを選ぶようにすると良いですね。

写真の持つイメージにもよりますが、この広告の場合は、写真がスタイリッシュな感じなので(外国の方の被写体は様になりますね!)、邪魔をしないようなシンプルさを重視しました。

別の写真の例で言えば、アイドルの写真なんかだったら、ポップ系や丸ゴシック系のフォントを使用すると華やかなポップカルチャーぽさが出るかと思います。

逆に、フォントのイメージで写真の印象を引っ張る事もできますが、それは別の機会にしたいと思います。

それでは!

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